『G戦場ヘヴンズドア』

本日のお買い物。

気になっていたけど中々手が伸びずにいたamazon:G戦場ヘブンズドアの第一巻購入。

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)

少女ファイト』は凄い好きなんだけど、日本橋ヨヲコ作品はそれしか読んだことが無かった。

全く似ていないようで、お互いの才能に引かれ会う二人の高校生、町蔵と鉄男の二人がタッグを組んでマンガを描く、というこの作品のあらすじ。

生コンビ描き以外にも、主人公の身内が名の知れた漫画家だったりと、設定だけ見るとジャンプの『バクマン。』に共通する部分が無い出もないけれど、それも読み終わるまで気が付かないくらい受ける印象が全く違っていた。目標の為に、どうヒットを出すかを冷静に分析する『バクマン。』に対して、こちらはもっと青臭さが前に出て、マンガちっくだけど、熱量が凄い。『バクマン。』が理系なら、『G戦場へヴンズドア』は文系+体育会系?

主人公を含む、子供側のキャラクターの青臭さと、大人側の格好良さ。作者もジャンルも違うけど、『惑星のさみだれ』にも通じる熱さがあるなぁ。

その上、今なら『少女ファイト』と『G戦場ヘヴンズドア』の関係性も楽しめて倍お得かな?

全三巻と、気軽に揃えられそうなので、近いうちに最後まで読みたい。

速さが足り…てる!?『大正野球娘。』第三話

前回でメンバー&監督が揃い、ついに本格活動に入った女子野球部「櫻花會」。


練習開始!→練習試合決定!→試合決着!


他の野球作品なら三話はかけそうな展開を一話で消費するとは…。それでいて駆け足に感じさせず、バランスよく纏められているのは凄い。いやぁ、話が進むのっていいですね〜(他意はない、多分)。 野球練習始めたばかりの「あるあるwww」な雰囲気も再現度高し。へっぴり腰とか、腕投げとか、キャッチャーがマスクで痒いとか。小梅かわいいよ小梅。小梅がおにぎり加えて登校するシーンは、今やクラシックなお約束の食パン加えて〜を大正風にアレンジした感がなんだか面白い。さらに同シーンで、小梅の持つ潜在能力の高さ、試合相手校の男子とのフラグ立てと、このイベント密度はどうだ。


今回の対戦相手である旧制中学は現在の高校生に当たるので、実質、女子中学生VS男子高校生。しかも櫻花會メンバーの大半は素人に毛が生えた程度。原作はこれでも策を弄して勝利するけど、アニメではある意味当然の惨敗。メンバー集めから練習での上達まで、トントン拍子に進んで来たメンバーを絶望に突き落とす如きこの原作改変展開は、個人的に非常に評価したい。


圧倒的な実力差に心折られた少女達は、今後どう行動するのか。小梅の天真爛漫さがチームを救うか? そして、タイトルの略称「たいやき。」が次回予告に出ているのはやはり狙っているのか!? 俄然面白くなってきたぞ、『大正野球娘。』。

エンドレス・エンドレスエイト 『涼宮ハルヒの憂鬱』16話。

エンドレスエイト5。今回も解決ならず…。6話以降に持ち越し。そしてちらほら今回の新アニメーションでは『消失』編はやらないのではとの情報も…。

角川側の延命措置説等、真偽不明の情報も飛び交ってますが、とりあえず、毎週解決の期待を持たされた挙げ句、全く同じ展開を見せられるこのエンドレスエイ
ト、DVD売れるのかしら。注目は浴びても評判を下げては、角川的にも損な話だと思うんだけどなぁ。


…………なぁんていうコメント自体が毎週ループしてる気がしないでもないですね(笑)

とりあえず今週の長門が異様に可愛かっただけで収穫はあった。多分。

なんだかんだ言って消失が始まったら見ちゃいますしね。

 『エヴァ破』。これがが観たかったんだ

tomato12172009-07-16


エヴァンゲリオン新劇場版:破』、二度目を観て思う。一度目はストーリーやらアクションやらに気圧されて気付かなかったというか、見終わったときはもう頭が空っぽになってたから分からなかったことだけど、


デカいっすね、エヴァ


お台場の等身大ガンダムなんて、足下の人小ささにビックリ。あれが十八メートルなら、あの二倍以上の高さを持つエヴァなんて、なかなか想像しにくいもんですね。なにせ全高四十メートル以上。

それが『エヴァ破』は、久々に、現実的にピンとくる重量感とスケール感の浪漫を感じさせてくれた。つま先で車を蹴飛ばし、走れば道路はえぐれ、跳べば着地で木々が根ごとひっくり返る。う〜ん、デッカい。


昨今の空や宇宙で戦うロボットって、大体大きさの比較対象が敵か味方しか居ない。つまり、ガンダム(20メートル前後)だろうがナイトメアフレーム(五メートル前後)だろうが、パッと見は変わらない。大きさ、重量感は伝わらないよね。

勿論、それが絶対必要な要素では無いけれどやっぱり、『デカイ』=『強い』・『怖い』っていうのはシンプルだけど強力な説得力があるんだなぁ〜と、『破』で再確認できた。それだけでも見に行った甲斐アリなのかもね。

 Leaf「痕-きずあと-」2009年版プレイ感想

自分はLeaf作品は「うたわれるもの」から入った世代で、それ以前の作品としては初プレイ。
この再リメイク版(通称RR)はグラフィックも一新されていて、違和感無く入ることが出来た。
ヒロイン声優陣はこの上なくツボ。千鶴姉さんは中の人が素でも通じるくらいリンクしていて素晴らしい。
絵に関しては旧版を知らないので比較できないが、いかにも最近の絵という感じで悪くは無い。
ストーリーは、和風で伝記でバトルあり。なるほど、昨今のゲームにも通じる要素が所々ある(特にfate以降の伝記ブーム後だと色々感慨深い)。ルート攻略順が決まっていて、徐々に事件や主人公に纏わる謎が解けていくところなんかは好きな要素。シナリオはやや大雑把な部分も時代を感じさせるがそこまで気にならなかった。


しかし今リメイクでの追加要素のメイドルートは、どうだろう。
結論としては、そこそこ楽しめたとは思う。が、突然メイドである。しかもツルペタどじっこメイド。
なんというか、お団子に濃厚ハチミツをかけるような困惑があったのも事実だ。
ヒロインは四姉妹で十分完結してると思うので、公式いちゃいちゃアフターでも良かったのではと思う。ヒロインと恋人になる過程とその後は割とあっさりなので、グラフィックや声優陣で現代風に演出強化されている分「勿体ない」と感じてしまったのもある。まぁそれだけヒロインが魅力的に感じたからなんだと思う。
……楓好きなのに無口キャラの宿命か、個別ルート以外ひたすら影が薄いせいだとも思うけど(笑)

「エヴァンゲリオン新劇場版:破」を見たよ!

はぁ〜〜〜〜〜〜(満足の溜息)
いやもう満足満足。
「序」がほぼTV版のストーリーをなぞる内容だったのに対して、「破」はまさに「破」!!て感じでした(イミフ)。
アクションアクションとにかくアクション!
シンプルに整理されたキャラクター達。
新たな使徒、進化した使徒
「序」のような旧エヴァテイスト尊重を期待すると、いろんな意味で価値観をぶっ壊される、「新劇場版:破」は伊達じゃない!って感じでしょか? 少なくとも自分はぶっ壊されました。
ネタバラシにならない範囲で、超簡易シーン感想。


・マヤはTOP2臭が凄い
・アスカかわいい
・レイかわいい
・シンちゃん前回に輪を掛けて熱血
・CMにもあるエヴァ爆走は正直笑った、涙目で。
・アッーーーーーー!!!
・あああああああああああああああああああああ
ゼルエルの反則臭が更に凄い
・○○○の反則臭が更に更に凄い
・ぶっちゃけED宇多田が空気読めてない、本編楽曲がアレ過ぎて


あー詳しく書き始めると多分キリが無いな
画、音楽、シナリオでそれぞれ1回ずつは鳥肌立った。
エヴァっぽくないのは、あれだ、「面白すぎる」からか。昔はもっとオナニーっぽい描写(いや彼ではなく)が多かったし、意味不明な部分も度々あった。それも含めてのエヴァだったと思う。
でも今回の庵野監督の選択方向は間違ってないと思う。こんな楽しめたんだから文句無し。
最低3回は劇場で見たい。次はパンフ買うよ。
あ、まだ見てない人はパンフ注意。ネタバレアリらしいです。

児童ポルノ法改正審議開始。

26日の審議で、「創作物規制」に続き「単純所持規制」まで視野に入っていることが明らかになった児童ポルノ法改正議論。
正直、議論内容に関しては「お話になりませんわ」というレベル(内容うんぬんの問題ではなく、議論としての前提要素を満たしてない、論拠ぐらいしっかり持ってください)ので、詳しくつっこみたくなんですが……。


↓ご存じ無い方はこの辺りとリンクを参考に。極端な話もありますが
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7388018


今回の審議の本質とは大分外れるけど、度々思うのは、政治家ってのは情報分野についてプロフェッショナルな人間は全然いないんだろうな、とは思った。
「常識とは18歳までに集めた偏見のコレクション」とはアインシュタインの言葉だけど、これに当てはめると、今の国会には情報ネットワーク時代の「常識」を持った人間は殆ど存在しないことになる。ここ10年で世間の技術と人間の付き合い方は劇的に様変わりしたと思うけど、国会に居る政治家で、その変化のただ中を見てきた人間や、あるいは変化の後の世間に浸かって生きてきた人間はいない。そして、そう言う人間に興味もない。
だから、こっちには彼らのいってることがいちいちトンチンカンなことに聞こえるんじゃないかなぁ、と思ってしまう。

日本の文化の美徳は、なぁなぁでどんな文化もとりこめるカレー鍋のような懐の深さだと思うんだけど、それを支える日本人の「常識」のあり方を、海外のそれと、特にキリスト教圏の国々のそれと一緒くたに語られるのは心外だ。
もちろんこれは精神構造が違う、ということでどちらが上とか下ということでは無いけどね。