『エヴァ破』。これがが観たかったんだ

tomato12172009-07-16


エヴァンゲリオン新劇場版:破』、二度目を観て思う。一度目はストーリーやらアクションやらに気圧されて気付かなかったというか、見終わったときはもう頭が空っぽになってたから分からなかったことだけど、


デカいっすね、エヴァ


お台場の等身大ガンダムなんて、足下の人小ささにビックリ。あれが十八メートルなら、あの二倍以上の高さを持つエヴァなんて、なかなか想像しにくいもんですね。なにせ全高四十メートル以上。

それが『エヴァ破』は、久々に、現実的にピンとくる重量感とスケール感の浪漫を感じさせてくれた。つま先で車を蹴飛ばし、走れば道路はえぐれ、跳べば着地で木々が根ごとひっくり返る。う〜ん、デッカい。


昨今の空や宇宙で戦うロボットって、大体大きさの比較対象が敵か味方しか居ない。つまり、ガンダム(20メートル前後)だろうがナイトメアフレーム(五メートル前後)だろうが、パッと見は変わらない。大きさ、重量感は伝わらないよね。

勿論、それが絶対必要な要素では無いけれどやっぱり、『デカイ』=『強い』・『怖い』っていうのはシンプルだけど強力な説得力があるんだなぁ〜と、『破』で再確認できた。それだけでも見に行った甲斐アリなのかもね。