今週のジャンプ。 バクマン。を輝かせるライバル達

ここ数週、ジャンプを開くとバクマン。を最初に読んでます。


うん、面白い!


業界の裏話も「興味深い」けどやっぱりジャンプのマンガは「面白い」がしっくりくる。

アシスタント編の第二話。
エイジの連載に福田とサイコーが口出してくんだけど、この話しる内容にドキッとさせられる漫画家も出てくるんじゃないだろうか。福田なんて今のジャンプに不満だらけらしいが…。これはキャラクターの口を借りた作者の声と思っていいんでしょうか。いいぞ、もっとやれ。

エイジという強力なライバルが前面に出て、バクマン。という特異なマンガが一気にジャンプっぽくなってきた気がしますね。さらに新たなライバル?一言多い福田。プロの夢を捨てきれない年長アシ中井さん。特に今回情けないところをサイコーに晒してしまった中井さんには個人的に頑張っていただきたいなぁ。


今までは素人二人が「どうやって人気の出る作品を作るか」という、いわば手探りで一つ一つ手法を考えていくという流れだった。それがエイジら同じ高みを目指すライバル=目の前に見える壁が登場することで読み手としてもグッと入り込み易くなったと思う。そしてなにより「俺達がジャンプを変えてやるんだ!」という意気込みが少年誌らしくてワクワクさせてくれる。

ライバル同士が鎬を削る展開こそDEATH NOTEで見せた小幡&大場の真骨頂!これで期待するなという方が無理でしょう。来週も最初にバクマン。を開くことになりそうです。


……いや『あの漢』が出てきたONEPIECEを先に読んでしまうかも……